2016年3月4日 08:00
「高い目標」じゃなくてOK? 精神科医が教える「自分を変える」方法
みつしま・みなみモデル。沖縄県出身。「いま続けていることは、毎朝の朝食づくり。春が来たら、運動もはじめてみようかなと思います」Tシャツ¥7,000(W&E)バイカラーブルゾン¥18,000(エミ スタジオ)共にエミ ルミネ横浜店
新しい季節がやってくると、新しいことに挑戦したり、変化を求めたくなるもの。運動などでは高い目標を掲げがちだけど、実は手堅い目標からでもいい様子。
専門家に聞いてみました。
新しい自分に変わるには、全く新しい何かに挑戦するべき?
「高い目標を設定したり、難しく考える必要はありません。自分が限界だと思っているラインを、ほんのちょっと越えてみればいいんです」(精神科医・名越康文さん)
例えば、比較的体力のある人なら1日1回、子どもの時みたいに全力ダッシュをしてみる、なんてことでもいい。走る距離は設定せず、30秒でもとりあえず一生懸命に走れるだけ走ってみる。
「昔のようには走れないことに気づくかもしれませんが、カラダの重さを感じることも大事。1日1回続ければ、徐々に変化していくカラダを実感できるでしょう。自分が忘れてしまった“全力”を取り戻すことで、自分自身の中に秘められた力や、限りない可能性に気づくかもしれないんです」