2020年7月7日 20:30
仕事にも役に立つ? 自己プロデュース型“岡崎体育スタイル”の作り方
たとえば、バンドを組んでいた大学時代の僕は、自分が心から作りたい、好きなものだけ演奏してやっていました。でも、それでは全然芽が出ず、就職後、退路を断った状態に自分を追い込んで、ネタ曲で勝負をするという“岡崎体育”のスタイルを生み出しました。自分に合っている表現、求められていることは何かを客観的に見ることが自己プロデュースでは大事なんです。
そして、この自己プロデュースの発想は、エンタメ業界だけでなく、働く人だったら、みんな考えるべきことじゃないかなと思います。仕事をやっていく上で、自分のポジション、立ち回りはどうあるべきか客観的に考える。その上で、パスをもらいやすい隙間はどこか探して、自ら動く。居場所を見つける。僕の場合はそれが、“ネタ曲をやる”だったわけです。
今の若い人たちはSNS世代ですから、そもそも自己プロデュース力に長けているはず。さらに、それを伸ばすためには、続けることも大事と伝えたい。続けてないといざというときに見つけてもらえないですから。居場所を見つけたら、難しいけど、そこにずっといることも大切です。僕もネタ曲という音楽業界の隙間、大事にしてます。
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