2020年9月30日 19:40
池江璃花子の復帰第2戦がいよいよ! 暫定17位、どこまで行けるか?
日本競泳女子のエース、東京五輪の絶対的な金メダル候補だった池江璃花子選手。彼女が白血病を公表したのが昨年の2月。それから10か月の闘病生活を耐え抜き、12月に退院。今年3月からプールでの練習を再開していた彼女が目標に掲げていた「日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)」が10月1日から行われる。
インカレに先立ち、8月29日、池江選手は「東京都特別水泳大会」の女子50m自由形に出場。1年7か月、594日ぶりの復帰レースに臨んだ。自身が日本記録を持つ種目だったが、インカレに出場するには、あらためて参加標準タイム26秒86をクリアする必要があったからだ。結果は、レース後に「アスリートとして負けたくない気持ちが残っていた」と語ったように、10人が泳いだ組で1着でフィニッシュ。
自身の日本記録より2秒11遅かったが、26秒32をマーク、標準タイムをクリアしインカレへの出場が決まった。
1年前のインカレ時、闘病中だったが一時退院の許可を得て、日大応援席で3日連続でメガホンを手に仲間に声援を送っていた池江選手。当時、「今年は出られず本当に悔しかったので、必ずリベンジします」というコメントも。その誓いを叶えるときが来たわけだ。