2020年10月24日 19:00
スマホの見過ぎはやっぱりまずい…“テクノストレス眼症”って何?
リモートワークの急速な増加や自粛中の動画生活で目がお疲れ気味の人は、“テクノストレス眼症”に要注意!
文明の進化がもたらした近視人口増加の危機とは?
疲れ目やドライアイなど、デジタルデバイスを長時間使うことで起こるトラブルは、“テクノストレス眼症”と総称される。
「人の目は、太古の狩猟採集生活に合わせて遠くを見るのに適した構造をしています。その目で至近距離を凝視するようになったこと、光を見つめ続ける行為や姿勢の悪さなどが、目や心身に悪影響を与えるテクノストレスの原因です」(眼科医・林田康隆さん)
テクノストレス眼症は、放置しておくと視力低下につながる。
「眼科医の間では、近視の増加と若年齢化が問題になっています。今のままだと、2050年には世界人口の約半数が近視になるという説も。強度の近視は、さらなる目の病気を招きかねません。状況によって変わりますが、日常生活において外界から得られる情報の8割は視覚から得ているともいわれます。“よく見えること”は、生活の質を高めるためにも大切です。
普段から、目をいたわる生活を心がけましょう」
デジタルデバイスによる目の負担が引き起こす、テクノストレス眼症とは?
1、PCやスマホなどデジタルデバイスを同じ姿勢・至近距離・長時間視聴する。