2020年11月9日 19:30
乃木坂46・高山一実「目立つために不本意だけどやる」 苦難の道のり語る
トップアイドルで、作家で、人気番組のMC。華やかな肩書を得ても、いたって謙虚で誠実。剣道一筋の生活から一転、夢を叶えた高山一実さんがアイドルになって9年間で見てきた世界とは。
アイドルとして輝くすべを模索してきたけど深く考えるの、もうやめました。
ここ数年、アイドルの枠を超えた活躍を見せる高山一実さん。穏やかでちょっとおとぼけ、かつ凛とした輝きを放つ“かずみん”に迫ります。
――今年はコロナ禍の影響が大きかったと思いますが、ご自身のなかで変化や気づきはありましたか。
高山:26歳という自分の年齢を俯瞰して、今後を考えるきっかけになりました。
今の状況でこれをするためには何が必要かとか、毎日あれこれシミュレーションして。乃木坂46に入って9年なのですが、年々居心地が良くなってきていて、無意識のうちに挑戦やリスクを避けていたなあとも気づきました。
――そういう意味では、『Qさま!!』のMCになったのはいいタイミングだったかもしれませんね。半年ほど経ちましたが、感想を聞かせてください。
高山:もともと私はクイズが大好きで『Qさま!!』は憧れの番組だったんです。だから最初の収録がもう、本当に感動して。