2016年5月31日 20:00
きゃりー「Perfumeみたいなラブソング歌いたい」と訴えるもスルーされる
うろ覚えで歌ったものが、そのままCDになったりするので、最初はビックリ(笑)。どうして?と中田さんに聞いたら、覚えたてのフワフワした感じがきゃりーの良さだからって。それが5年間続いています」
過去のヒット曲を改めて聴くと、ラブソングがほとんど見当たらないのも、きゃりーさんらしさ、だろう。
「そうなんです。私もPerfumeさんみたいなラブソング歌いたい、と中田さんに訴えたら、えへへ、とスルーされました。そういえば私、恋愛の話ってほとんどしないんですよ。ただ、『もんだいガール』のときは恋の相談をしていたので、歌詞をもらったとき『機械みたいに生きてるわけじゃない』というフレーズがあり、泣きそうになりました」
そしてきゃりーさんといえば、新曲を出す度に話題になるのがミュージックビデオ。その突拍子もないアイデアも、彼女の思いついたものから展開することが多いとか。
「私はかわいいものが好きだけど、ちょっとエグイものも好き。ピンクのスライムをかぶりたいとか、ラーメン丼の上で踊りたいとか、思いつくままに言ってきました。それを実現するクリエイターさんたちは、ホントすごいと思う。きゃりーちゃんのMVは、何でもしていいから楽しいと、よく言われます(笑)」