2021年3月20日 18:10
テレビ東京『生理CAMP2020』はすごかった…番組P「男性からの声」に驚き
昨年8月、深夜2時に1回だけ放送された、生理について語り合う番組『生理CAMP2020』。制作の裏側や、番組放送後の反響について、プロデューサーの工藤里紗さんにお聞きしました。
知らないことを知る、それが相互理解の第一歩。
生理の悩みや、いわゆる“生理あるある”、タンポンの吸収力を競う“タンポン選手権”に、世界中のカラフル&ユニークな生理ケアアイテムの紹介など、これまでにない視点で生理について話し、考えた番組『生理CAMP2020』。平日の深夜、テレビ東京で30分間ひっそり放送されたのですが、翌朝までツイッターのタイムラインは生理ワードで大賑わい!前代未聞、伝説の番組でした。
「’09~’12年に、『極嬢ヂカラ』という番組の中で、生理を特集したことは何回かあったんです。放送後、女性視聴者の反応はとても良かったのですが、社内では“なんで生理なんて取り上げるの?”という空気で(笑)。それから10年ほど経ち、ここ数年生理だけではなく、“#MeToo”やフェムテックとか、今まで女性自身でもあまり語り合わなかった、あるいは知りたかったけれど知る由もなかったことに対し、世界的にオープンになってきている流れを感じていたんです。