2021年5月1日 21:10
まぶたの痙攣は疲れのサイン? 部位別“ストレスチェック”
新年度が始まって約1か月。なんとなくだるい、睡眠不足、気力がわかないなど、小さな不調をあれこれと実感し始めている人も多いのでは。ここでは、そんな悩みを解決するために、今すぐ始められる工夫の数々をご紹介します。
体ではなく脳の疲れが厄介。とくに現代人は要注意。
たいして体を動かしていないのに、なんだか疲れる。最近、疲れが取れにくい…。そんな悩みを抱えている人は多いのでは。
そもそも人はなぜ疲れてしまうのだろう。
「ほとんどの原因は脳の疲れ。現代人は、仕事や人間関係で長時間頭をフル回転させるため、脳が疲れやすい環境にあります。運動や肉体労働などによる体の疲れは少し休めば元気になりますが、脳の疲れはそうはいきません。そのうち回復するだろうと正しいリセットを行わないまま、慢性的な脳疲労を抱えている人は多いと思います」(内科医・工藤孝文さん)
とはいえ、疲れることは一概に悪いわけではないという。
「疲れは“これ以上、無理をすると体に深刻な不調が出てきますよ”というシグナルでもあります。疲れを放置しておくと、心筋梗塞や脳出血などを発症するリスクが高まってしまう。疲れがあるおかげで、そんな事態になる前に、調整できるともいえるのです。