2021年5月22日 03:10
BTS「僕たちが下した最善の決断」。悩みの末に出した答えとは?
もちろんグラミーなどの成果も重要だとは思いますが、僕たちがBTSとして、どういった価値を実現していくべきなのか、どういうことを追いかけていけば意味のある産業的なジャンルの中で生き残ることができるのかと考えていました。
ファンが喜ぶ音楽を作ることを一番に。そこに込められたBTSの想いとは。
――デビュー初期はヒップホップグループとして始めて、今ヒップホップは世界的に主流となっているが、そういう伝統的なヒップホップに挑戦する考えはあるか。また、なぜBTSが人気があるかという自己分析を教えてほしい。
SUGA去年の僕たちの『Map Of The Soul:7』には、ヒップホップトラックが何曲か入っていたと思いますが、その後の『BE』にも入っています。ジャンルを区別しながら音楽をしているわけではないので、何かを作るときに大衆音楽の歌手として、何がいいのかと考え、僕たちがやりたいものを組み合わせるというやり方でやっています。
ラップだけのトラックは僕のミックステープで出したこともありますし、個人的な作業をしているメンバーも十分それは満たすことができていると思います。
僕たちが全世界で影響力や人気がある理由については、そこまで細かく自分たちで考えたことはないんですが、やっぱり僕たちは歌手なので、本業においては自分たちでも誇りを持てるほど一生懸命活動してきましたし、よくやってると思います。