2016年9月1日 12:00
松田翔太「現場ではセクシーな話ばっかりしてました(笑)」
東京にいる密入国異邦人たちが、自分たちを守るために作り上げた秘密組織“裏都庁”。
そこにある警察組織“ディアスポリス”で働く、ただ一人の警察官・久保塚早紀の活躍を描いた人気ドラマ『ディアスポリス 異邦警察』が、独特できわどい世界観はそのままに『ディアスポリス‐DIRTY YELLOW BOYS‐』として映画化される。主役の久保塚を演じるのは、ドラマに引き続き、もちろん松田翔太さん。
「ドラマのときは1話分の撮影期間が短くて物足りないこともあったのですが、映画では作品を長く味わえたのが楽しかったですね。“裏都庁”や“異邦警察”が存在する、現実にはない世界を象徴する“モノ”が久保塚早紀だと思ったので、人物像はとにかくきちんと作ろうと。連続ドラマを撮影するなかでキャラクターが育ったこともあり、“こんなヤツがいる場所が裏都庁なんだ”という説得力は生まれたと思っています」
そして完成した、久保塚早紀とは。
「とてもフェアな男ですね。年齢や人種、肌の色がなんであろうと、彼にとっては“日本にいる人たち”で態度も変わらない。そのスタンスが好きだし、久保塚という役を演じたことを通して、彼の感覚を身につけたところもあります。