2021年9月16日 19:00
自宅軟禁、盗聴、命の危機…韓国次期大統領を狙う政治家の波乱すぎる人生
監督まずは、村上春樹さんの小説。私だけでなく、韓国ではとても人気が高いですよね。あと好きなのは、日本のアニメーション。なかでも私の心のなかにつねに残っているのは宮崎駿監督の作品で、自分の子どもと一緒に『ハウルの動く城』などをよく観ています。ほかにも高畑勲監督の『火垂るの墓』は、本当に名作だと思っています。
それから、高校から大学時代にかけて私の感性を刺激してくれた作品といえば、岩井俊二監督の『Love Letter』。最近だと、私が目指しているものと近いと感じる方は、是枝裕和監督も挙げられます。私はこれまで日本の映画を観ながら映画監督になりたいという夢を育んできましたが、そんなふうに日本の映画や文化はつねに多くのことを考えさせ、たくさんのことを学ばせてくれる存在です。
―ありがとうございます。それでは日本の観客に向けて、メッセージをお願いします。
監督日本でこの作品が公開されるという知らせを聞いたときは、本当に胸がいっぱいになりました。できることなら、パソコンの画面を突き破って、いますぐ日本にいきたいほど。パンデミックさえなければ、観客のみなさんにも直接挨拶したいと願っていました。