2021年10月20日 18:30
ハリウッド人気大作に大抜擢! 安部春香「見苦しくても諦めない」成功の秘訣
日本で撮影したいとずっと思っていたので、今回それが叶ってうれしい気持ちでいっぱいです。
お芝居が好きという芯がブレることはない
―日本が恋しくなる瞬間といえば、どんなときでしょうか。安部さん日本食はつねに恋しいですね(笑)。コロナ禍で自炊をする機会が増えたこともあって、いまは毎日白米を食べています。
―安部さんはニューヨークとロンドンで幼少期を過ごし、中学と高校は日本、そのあと18歳で女優になるためにロンドンへと向かわれたそうですね。日本ではなく、最初から海外で女優になろうと思った理由は?
安部さん私は7、8歳くらいで女優になることを心に決め、10代の頃は劇団ひまわりに通っていたこともありました。その後、本格的にお芝居を勉強したいと思ったときに、「極めるのなら演劇の本場であるロンドンで」と思ったのが、留学を決めたきっかけです。
―実際に学校に入ってから、苦労したことはありますか?
安部さん幼い頃に海外経験があっても、しばらく話していないと英語も忘れてしまうので、1年目は言葉の壁がかなりきつかったですね。
そんななかで、私がラッキーだったなと思うのは、最初のオーディションで受かった役が、アジア人向けの役ではなく、人種や国籍に関係のない役であったこと。