2022年2月4日 20:10
先端恐怖症「ゲーム実況は脇役で、主役はあくまでゲーム」 実況で心がけていること
続いてプレイしたのが『CoD』のモダン・ウォーフェア2。8年間ずっとやり込むほどに夢中になり、「対人ゲームじゃないと意味がない」とまで思うようになったという。
「スポーツと一緒で正解がないんですよね。相手もいろんな戦術を駆使してくるので延々楽しめる」
実況は2013年に始めた。
「どこの誰かもわからない人の声を聴きながらゲームを見るって素敵だなと思ってたんです。そういう楽しみ方もあるよねって。小さい頃、自分もお兄ちゃんがゲームするのをずっと隣で見ていたし、どこか懐かしい感覚もありました。それで、ちょうど遊んでいた『みんなのテニス』を実況したら、“つまんな”ってコメントが付いて(笑)。
でも反応があること自体が面白くて、動画をアップし続けました」
最初に反応がいいなと思ったのは『スプラトゥーン』だった。2010年代中盤から、一人になるまで戦い続けるバトルロイヤルゲームが一気に流行し、『スプラトゥーン』はその大きな担い手となった。実は先端恐怖症さん、2015年には「スプラトゥーン甲子園中国地区大会」でチーム優勝を果たした実力の持ち主でもある。
「“スプラトゥーン実況者”という位置づけにしてもらえたのは大きな転機だったと思います。