2022年3月17日 20:10
集中できる“狭さ”が魅力!? プロが教える「一畳書斎」の作り方
集中して仕事ができ、快適で、住空間の邪魔にもならない“私だけのコックピット”。ホームオフィスの理想は、一畳書斎でした。限られたスペースだからこそ必要な工夫や気をつけたいポイント、空間づくりのコツを紹介します。
集中できる“狭さ”が魅力。一畳書斎という新発想。
リモートワークが一般化して早2年。自宅での仕事環境をアップデートしたい人におすすめなのが、部屋に専用のワークスペースを設けること。「一畳ほどの空間があれば、快適な書斎を作ることができます」と話すのは、インテリアコーディネーターの中西八枝佳さん。
一畳書斎のポイントや家具の選び方を伺いました。
「一畳書斎を作るメリットは、生活空間とは別に集中しやすい環境を整えることができ、オンとオフを切り替えやすいこと。また、資料などを置いたままにできるので、作業の再開もスムーズです」
空間づくりの際は、作業に適した高さのデスクと椅子を選びつつ、デスクまわりの環境を整えることを重視したい。
「手持ちの家具を活用する場合は、高さを調整するなど体に負担のないバランスに注意を。また、人は視界に余計なものが入らない方が集中できます。壁や家具、植物など間仕切りになるものを上手に使って、デスクに座った際の視界を遮るような工夫をすると効率が上がるはず。