2022年4月23日 19:10
所得税と住民税が軽減される! iDeCoの特徴&注目すべきポイントをプロが解説
少子高齢化が進むなか、将来、年金をどれくらいもらえるか不安な人も多いのでは。iDeCoはそんな人が注目したい、私的年金制度。所得税と住民税が軽減されるなど、その特徴や注目すべきポイントとは?
iDeCoのおもな特徴
・老後のお金の積み立てができる。
・定期預金以上にお金を増やせる可能性がある。
・増えたお金から税金が引かれない。
・掛け金の額により、所得税と住民税が減る。
・60歳までお金を引き出せない。
積立金額の上限が働き方によって変わる。
iDeCoは毎月積立を行うと、60歳以降にそのお金が引き出せるという私的年金制度。
「積立額は月5000円からで、上限は自営業やフリーランスが月6万8000円、会社員や公務員が月1万2000円~2万3000円(勤務先の年金制度による)と、上限のみ働き方によって変わります。iDeCoの積立では投資信託のほか、定期預金と保険も選べますが、投資信託を選んだほうが、長期で考えるとお金を増やせる可能性が高いでしょう」(ファイナンシャルプランナー・西山美紀さん)
つみたてNISA同様、投資で出た利益が非課税になるうえ、積み立てた金額が全額所得控除になり、所得税と住民税が軽減されるというメリットも。