くらし情報『「日本は世界で最高のドキュメンタリーを生み出した」映画オタク監督が語る日本映画愛』

2022年6月9日 19:30

「日本は世界で最高のドキュメンタリーを生み出した」映画オタク監督が語る日本映画愛

私は映画を勉強している学生にもこの作品を見せるようにしていますが、すべての行動は愛によるものだというのを知ってほしいです。

そしてもう1本は、1993年に公開された相米慎二監督の『お引越し』。これは両親が離婚をした10代の子どもの目線で描かれていますが、これからの世界や自分の将来がどうなってしまうのかという部分を見せている作品です。その目線というのが、とても素晴らしいのでオススメしたいと思っています。―いずれも興味深い作品をありがとうございました。監督は、もしも世界で映画産業の発展を妨げるような脅威が発生したとして、たった1つの国の映画文化しか助けられないとしたら、迷わず「日本」と答えるそうですが、そこまで日本映画に傾倒するようになったのはなぜですか?

監督まず、理由のひとつとしては、世界でも最高のドキュメンタリー映画は日本の作品だと思っているからです。特に、原一男監督や小川紳介監督による小川プロダクションの一派の作品は本当に素晴らしいと感じています。

それから、子どもの映画を描かせたら日本映画の右に出る者はいないのではないかなというのもありますね。
あと、みなさんは「クラシックな映画」

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