2022年8月8日 19:00
デビュー8年目にして初体験だったことは? GLIM SPANKY、新アルバムでの挑戦
「いろいろなテーマの様々なサウンドの楽曲が生まれ、まるで短編映画集みたいと感じました。ひとつひとつを小さな穴からのぞく、みたいなイメージが浮かび、『Into The Time Hole』というタイトルにしました。聴く人が、のぞく度に夢中になれるような時間が流れていると感じてくれたら嬉しい」と松尾レミさん。収録曲11曲の中で最初にできたのは「風は呼んでいる」。ふたりの地元、abn 長野朝日放送開局30周年テーマソング。お祭り、お祝いソングではなく、きっちりGLIM SPANKYならではのグルーヴ感あふれるR&Rになっていて気持ちいい、そしてカッコいい。
「どんどん新しいことに挑戦していこう、というテーマが私たちのいつもの曲作りとも合ったので、自由にやりました。『古い地図は信じない』というワードが出てくるのですが、私たちは’60年代、’70年代の文化が好きで、古いものをカッコいいとして発信しているのに、そんな相反するフレーズをあえて言う言葉の重さも込めた感じですね」(松尾さん・Vo/Gt)
ほかのアーティスト同様、この2年半は思うようにライブやイベントには出られなかった。
しかしその不自由をバネに、ふたりはまったく未経験のことにチャレンジ。