2022年11月25日 19:30
ミニスカートで伝説を生んだマリー・クワント…明かされる日本との深い関係【映画】
16歳のときには2か月ほど日本に滞在していたこともあったので、そのときは日本のファッションに刺激を受けていたと思います。
―本作では、マリー・クワントと日本には非常に深い関係があることも描いていますが、彼女のファッションはなぜ日本にハマったのでしょうか。
監督マリー・クワントの服は力強さがあって、メイクとの相性もよかったので、そういうところがよかったのかもしれませんね。あとは、やっぱり彼女のルックスやボブのヘアスタイル、そして楽しいだけではなくて地に足が付いている感じが日本には響くものがあったのではないかなと。そのいっぽうで、色の使い方などは、日本の文化からヨーロッパが影響を受けていた部分もあったと思います。
触発されたのは、つねに進化し続ける姿
―ちなみに、監督は日本でどういった活動をされていましたか?
監督所属していたエージェントから、モデルとして日本での仕事のオファーをいただきました。当時の私はセクシーよりキュート系で、中性的なところがあったのですが、そこが日本の方々と共鳴するだろうと感じてもらえたのかもしれません。
私はイギリスでも飲料水や化粧品の広告に出演したり、俳優業を始めたりしていましたが、日本でもいろんなテレビコマーシャルに出させていただきました。