彼女と森でお散歩デートするんだ…体重コントロール中の犬さまの幸せな食事とは
休憩で下におりてきた飼い主は、思いっきり僕を撫でたり、テニスボール、それから噛むとピューピュー音の鳴るおもちゃで遊んでくれます。飼い主は僕を退屈させるとかわいそうと思い、何度かアトリエに連れて行きましたが、不安で落ち着かず、結局僕はずっと下の階にいるのです。
午後になるとまた森を散歩します。体重コントロールをしているために僕の食事は夜に1回だけなのですが、家族が鳥の丸焼きを食べる時は僕にもおこぼれがやって来ます。その日が一番幸せなディナーでしょうか。
寝る前にもう一度軽い散歩に行きます。子どもたちの学校のお迎えにも時々一緒に行きますが、人混みや車が多いのがとても苦手で、あまり好きではないです。
僕の彼女が隣街にいるので(名前はリリーといいます)、時々一緒に森をデートをしますよ。この季節の森は激寒ですが、彼女と一緒にいると体も心もぽかぽかになるのです。飼い主から見たマメさまは?
夫の仕事の関係でパリを離れなければならなくなった時、「柴犬を家族の一員に迎えられるなら田舎に行ってもいい」と冗談を言っていたのです。数日後、彼から新しい家族です、と赤ちゃん柴犬の写真が送られて来ました。この一撃で私はこれからの生活が変化するであろう未来を、マメと共に生きていくことを決めたのでした。