2024年1月27日 21:00
「いつも邪魔なんだよ!」清掃員の私を見下すエリート社員⇒ある人物の登場で顔面蒼白に
「あ、おじいちゃん!……あっ、ごめんなさい。会社では会長って呼ばなくちゃね!」
そう……現れた人物とはこの会社の会長であり、私のおじいちゃん。実はおじいちゃんも若いころ、清掃員の仕事をしていました。血のにじむような努力をしてこの会社を設立したと聞き、私も清掃員から始めたいとおじいちゃんにお願いし、今に至るわけというわけです。
ついに反撃開始!おじいちゃんにチクってみた
私たちが仲よく世間話でもしていると思ったのか、「社員とも仲よくなるなんてさすがじゃな」と私を褒めてくれたおじいちゃん。
「いいえ、この社員さんはいつも私の掃除が下手だって厳しく注意してくれるの」「今もね、邪魔だ!って言われていたところなのよ」と意味深に否定すると、おじいちゃんは「んん……?そうなのか?」と厳しい表情に。
私とおじいちゃんの関係を知った社員さんはすっかり青ざめた表情になり、「ちょ、え、わ、ちが……」と、あたふたし始めます。しかし、そんな彼の様子などお構いなしに、私は、先日聞いてしまった彼の悪事自慢をおじいちゃんに暴露しました。
「そういえば、たまたま耳にしたのだけど……彼って仕事中、外回りに出かけると言って社用車で女性とデートをしているらしいわよ」