2024年5月2日 20:00
「実はうちの娘が…」デリカシーがなさすぎる!生理中の娘に父親が取った行動とは?
そのときの私は、恥ずかしくて恥ずかしくて顔を上げられなかったです。
父の友人にも「おめでとう」と言ってもらいましたが、まったくうれしくありません。何が恥ずかしいのか自分でもわからなかったのですが、生理を迎えたことを、とにかく家族以外の人に知られたくなかったのです。
その夜、私は布団を被って泣きました。自分の大切な部分を勝手に晒されたような気がして、とにかく悲しかったのです。
後日、父親は私に謝ってくれました。父親いわく、うれしくてつい話してしまったそうです。ですが、年頃の娘にとっては深く傷つく出来事でした。
しばらくは父親と口を聞くのも嫌だったほどです。この一件で、親子といえど多少の気づかいは必要だと思うようになりました。
著者/村井貴子
作画/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。