「若さ」は「美しさ」じゃない。56歳のトップモデルが証明した“老いの美しさ”。
に50代のモデルと、ニュージーランドのランジェリーブランドが警笛を鳴らした。
「年を取った美しさ」を世間に気付かせるキャンペーン
ニュージーランドのランジェリーブランド、「ロンリー(Lonely)」が2017年の秋冬ラインのモデルに起用したのは56歳のモデルのマーシー・ブリュワー。彼女は90年代当時、爆発的な人気を誇っていたケイト・モスやナオミ・キャンベルなどの若き売れっ子モデルと共に仕事をするようなモデルだった。「強く、自信があり、社会の規範に挑戦する女性像を賞賛する」というブランドポリシーを持っているロンリーは、マーシーが「ロンリーの世界観」を体現する存在だと考え、キャンペーンのモデルに起用したという。
“美容やファッションの業界は、若さに取り憑かれている。でも実際のところ、すべての人は老いていくもので、年を取ることで経験できる素晴らしいこともたくさんある。年齢という、自然で避けられない過程を「避けられないもの」としか言わないなんて…。”(Lonly Autumn/Winter 2017 Portrait series featuring Mercy Brewerより)