くらし情報『#005 長野と東京の2拠点生活をする男性が、「ホテルで一人暮らし」から「39人との共同生活」にシフトした理由|渋谷の拡張家族ハウス「Cift」が描く未来の生き方』

2018年5月18日 11:48

#005 長野と東京の2拠点生活をする男性が、「ホテルで一人暮らし」から「39人との共同生活」にシフトした理由|渋谷の拡張家族ハウス「Cift」が描く未来の生き方

「コミュニティ」「生き方」を探っていく。

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アーヤ藍Photo by Jun Hirayama
第5回目は、長野県小布施町で行政を絡めたまちづくりの現場に、約5年間携わっている大宮 透(おおみや とおる)さん。普段は長野県北部の小布施(おぶせ)町に拠点を持ちながら、月の4分の1ほど、出張のタイミングとあわせてCiftで暮らしている。Ciftの意思決定の場である月に一度の「家族会議」の場で、多様なメンバーたちの意見を調整するファシリテーター役も担っている。


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大宮透さん

自分を育ててくれた街が失われていく寂しさと危機感

アーヤ藍(以下、アーヤ):今、長野県の小布施町に住みながら、いろいろな活動をしているけど、もともと小布施にルーツがあるわけではないんだよね? 大宮透(以下、大宮)うん。もともとは6、7歳まで、山形の蔵王にある、10世帯くらいしか住んでいない山際の集落で育ったんだ。だから山があって雪がある景色が、懐かしさを覚える場所ではあるね。 そのあと群馬県高崎市に引っ越して、高校卒業までいたんだけど、当時高崎の街は、古着屋とか本屋とかおもしろいカフェとかが結構あって、そういう場所で学校帰りに、自分よりも10〜15歳上の大人によく遊んでもらってた。

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