くらし情報『#15 持っている服を体にぐるぐる巻き。「自分の選択した服」が持つ意味を視覚的に考えさせる写真家|GOOD ART GALLERY』

2018年7月3日 11:16

#15 持っている服を体にぐるぐる巻き。「自分の選択した服」が持つ意味を視覚的に考えさせる写真家|GOOD ART GALLERY

自分のクローゼットやたんすの中にどれだけの服が入っているのか、すべて取り出して確認することがあるだろうか?毎日の着る服に困らない生活をしている人なら、ミニマリストではない限り、すべてを把握できていないかもしれない。社会派のアーティストを紹介する連載「GOOD ART GALLERY」で今回紹介するのは、自分が所有する服をすべて自分の体に巻きつけるというアートで、見る人にモノの社会的意味を考えさせるアーティストのリビー・オリバー。

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ーほかで受けているインタビューを見ていると、服選びに「社会的制約」があるってことを作品で言いたいみたいだけど、具体的にはどんな制約が存在している?私たちは社会的制約と常に向き合いながら生きている。だけどそれは、人や暮らす場所によって変わってくる。たとえば、男性はスカートではなくズボンだけを履くべきだという考えを押しつけられている(それか社会的にそれが正しいと教えられてきた)。同時に男性がどのくらいその“男性の規範”に当てはまろうとするかは、その人の人間関係や住んでいる国、年齢などによって、変わってくると思う。結局のところ私たちは社会的動物で、他人に受け入れてもらいたいから、「どんな服を選ぶか」

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