2011年10月28日 18:40
【TIFFレポート】新垣結衣、阿部寛と溝端淳平の“職務質問”に「興奮しました」
とふり返ったが、土井監督は「溝端がうるさかったのが一番大変だった」と語り、会場は笑いに包まれた。
松坂さんは阿部さんとの共演について「目標とする方と共演できて、セリフ飛ぶくらい緊張しました。(阿部さんは)緊張をほぐすように話しかけてくださった」と語った。加賀との重要シーンの撮影を前にかなり緊張していたそうだが「監督から『考えるな。感じろ』というメールをもらって緊張が解けました」と明かす。このシーンはいきなり本番で撮影されたそうだが、監督は「見事に一発で決めてくれた」と松坂さんを称えた。
三浦さんは事件の容疑者の男性の役。新垣さんの恋人という役どころだったが「恐縮です(笑)。
映画の中で新垣さんに『もっとちゃんとしてよ』と言われるセリフがあるんですが、心に刺さって一週間くらい立ち直れなかったです」と苦笑を浮かべていた。
この日のキャスト陣の中で最年少の18歳の菅田さん。松坂さんら同世代の俳優とのシーンが多いが「年の近い人との芝居は特別な刺激がありました。いい緊張感の中で『みんないい芝居してるな』と思える現場でした」と充実した表情を見せていた。
世界初上映に際し、阿部さんは「極上のミステリーに仕上がっています」