ユーロスペースでは、兄弟を主人公に描くロードムービー『少年、機関車に乗る』を上映。退色や傷が生じてしまうプリント上映ならではの味を、デジタル映像に慣れた子どもたちに味わってほしいとの思いから、35mmフィルムでの上映が行われる。
アップリンクでは、ドキュメンタリー『聖者たちの食卓』が上映される。インドの聖地で500年以上を続けられている「無料食堂」を描く同作は、「ワークショップコレクション」の主な参加者である子どもたちに、上質なドキュメンタリー作品に親しんでほしいとの思いからセレクトされた。
絵本の読み聞かせイベントも同時に開催するシアター・イメージフォーラムでは、ベルギー生まれの絵本作家ガブリエル・バンサンの原作絵本のアニメーション映画化『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』を上映。美しい水彩画を背景に、絵本シリーズのエッセンスがちりばめられた“絵本映画”として第86回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた同作を、日本語吹き替え版で観賞することができる。
「世界最大のこども創作イベント」と評される同イベント。夏休み最後の土日、渋谷が子どもたちで賑わいそうだ。