【インタビュー】染谷将太 as 新妻エイジ 『バクマン。』実写化のキープレイヤー
(Photo:cinemacafe.net)
おそらく、実写版『バクマン。』プロジェクトにおいて“最難関”と言えるキャラクターである。原作漫画連載中のキャラクター人気投票では主人公を抑え堂々の1位を獲得した新妻エイジ。
原作においても最も漫画的と言えるキャラであり、主人公のサイコー&シュージンの前に立ちはだかる最強のライバルを実写の世界で成り立たせるというミッション。染谷将太に白羽の矢が立った。サイコー(佐藤健)&シュージン(神木隆之介)の配役を巡り、2人が逆では?と論争が起こったのは周知のとおりだが、一方、エイジを染谷さんが演じるということに対しては、多くのファンが驚くほどあっさりと納得した。
「僕自身、元々、原作は読んでいて、エイジの存在も知っていたので、面白いというか、やりようがたくさんある役柄であり、チャレンジしがいのあるお仕事をいただけたなという喜びがありました」。
若き天才漫画家というのが一般的なエイジのイメージだが、染谷さんはそんなエイジの中に「孤独と純粋性」を見た。
「漫画こそが人生であり、そこにただ楽しさを覚えて常にハイになっている印象で、傍から見ると孤独でもあるんだけど、本人はその孤独に気づいてもいない。