くらし情報『園子温、妻・神楽坂恵を主演にした『ひそひそ星』が東京フィルメックスで上映』

2015年10月7日 17:15

園子温、妻・神楽坂恵を主演にした『ひそひそ星』が東京フィルメックスで上映

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


『ラブ&ピース』『新宿スワン』など話題作が次ぐ鬼才・園子温監督が、自ら設立したシオンプロダクションの第一作目となる作品『ひそひそ星』が11月に開幕される「第16回東京フィルメックス」のオープニング作品として上映されることが決定した。

主人公はアンドロイドの女性。鈴木洋子“マシンナンバー722”は、昭和風のレトロな内装の宇宙船レンタルナンバーZに乗りこみ、静寂に包まれた広大な宇宙空間を果てしなく旅している。いくつもの寂しい星に降り立っては、すでに滅びゆく絶滅種と認定されている人間たち一人一人にかけがいのないものを届けるために――。

本作は、構想25年を経て完成したモノクロームのSF作品。先月、「第40回トロント国際映画祭」でワールドプレミアを行い、『希望の国』『地獄でなぜ悪い』『TOKYO TRIBE』とはまったく異なる趣のミニマルSFが現れたと歓迎され、NETPAC賞を受賞したばかりの本作。

主演を務めるのは園監督の伴侶であり、『みんな!エスパーだよ!』「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日)などに出演していた神楽坂恵。そのほかカリスマ・ミュージシャンの遠藤賢司、ベテラン女優の森康子らが数少ない“人類”の役で出演する。

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