2015年11月25日 20:00
樋口可南子、海外映画祭で最優秀女優賞受賞!『愛を積むひと』
(Photo:cinemacafe.net)
全米感涙のベストセラーであるエドワード・ムーニー・Jr著の「石を積む人」を、朝原雄三監督が映画化した『愛を積むひと』。このほど本作が出品された第40回ブリュッセル国際映画祭のコンペティション部門にて樋口可南子が最優秀女優賞を受賞したことが明らかとなった。
東京下町の工場をたたみ、北海道に移住することにした篤史(佐藤浩市)と良子(樋口さん)の夫婦。かつて外国人が住んでいたという瀟洒な家を手に入れたふたりは、良子は野菜やガーデン作り、篤史は良子の長年の憧れでもあった家の周りの石塀を作るなど、ささやかながらも豊かな生活を満喫していた。だが、ある日、心臓に持病を抱えていた良子が倒れてしまう…。突然訪れた良子の最期。 悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届いた。自分の死期を悟った良子が、篤史のこれからを案じ、たくさんの篤史宛ての手紙を、ふたりの家に隠していたのだ――。
11月17日~21日(現地時間)の期間で開催されたブリュッセル国際映画祭。佐藤浩市と樋口さんが第二の人生を歩む夫婦を演じ、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊らが豪華俳優陣が出演する本作が出品された外国映画コンペティション部門には、国境のない国際的なセレクション(フランス、日本、フィリピン、アルジェリア、イスラエル、イタリア、モロッコ)