2016年3月8日 13:15
3月8日は国際女性デー!『わたしはマララ』から考える“女性の権利”
(Photo:cinemacafe.net)
今日3月8日は「国際女性デー」、女性たちの権利について考える日。世界には、いまも参政権や教育など“女性の権利”が認められていない地域が多数存在し、現在、女優業を休業して女性の権利平等を訴える活動に臨んでいるエマ・ワトソンをはじめ、数多くのセレブたちも事あるごとに声を上げている。
そんな中、教育を受けることができずにいる少女たちの声を代弁し、世界に向かって訴え続けているのが、マララ・ユスフザイだ。本年度サテライト賞などにて「ドキュメンタリー映画賞」にノミネートされ、また“アニメ界のアカデミー賞”であるアニー賞にもノミネートされた、等身大の彼女に迫るドキュメンタリー『わたしはマララ』に注目した。
そもそも「国際女性デー」とは、20世紀初頭のアメリカで女性労働者が選挙権獲得を求めてデモを起こすべく、集会を開いたのが始まり。そして1910年にコペンハーゲンで開催された第2回国際社会主義女性会議で「女性の完全な政治的自由と平等、平和維持のためにたたかう日」が提唱され、1975年に国連総会で「国際女性デー」(3月8日)が決議された。世界には、この日を祝日と定めている国も多数ある。