2016年4月2日 12:00
池松壮亮&河瀬直美監督が母子の愛に感涙!ジャ・ジャンクー監督最新作『山河ノスタルジア』
■小野正嗣(芥川賞作家)
時間にさらされ変わるもの、時間を貫いて変わらないもの。ジャ・ジャンクーのまなざしに触れるとき、私たちもまた感情のいちばん深いところにある懐かしい風景へと連れ戻される。
■竹中直人(俳優・映画監督)
母を演じるチャオ・タオ…彼女の何とも言えない独特なお芝居に釘付けになる。孤独な母の思いが静かに哀しく愛おしく染み入ってくる。ジャ・ジャンクー監督の眼差しに震えた。
■南果歩(女優)
青い季節、若者は彼の地に夢を見る。人生の答え合わせなど考えもせず。彷徨う魂に帰る場所が残されていれば、それを幸福と言うのだろう。
ジャ・ジャンクーのミューズ、チャオ・タオの瞳は、この26年に渡る叙情詩を河の流れの如く、私たちの心の深部に語りかける。
■コウケンテツ(料理研究家)
餃子を包む=幸せを包む、という意味もあるそうです。すべての想いをやさしく包みこんだ餃子。永遠には続かないからこそ、いまこの一瞬を…。痛いほど伝わります。
『山河ノスタルジア』は4月23日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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