2016年12月12日 11:45
1Dルイ・トムリンソン、母急逝の悲しみをこらえてTVで初ソロ曲披露
「ワン・ダイレクション」(以下1D)のルイ・トムリンソンが、母親が死去した3日後、予定通りテレビに出演。気丈に新曲を披露した。
ルイの母・ジョアンナさんは今春に白血病と診断され、闘病生活を続けていたが、7日未明(現地時間)に42歳の若さで亡くなった。24歳のルイは10日、イギリスのオーディション番組「X Factor」に出演、DJのスティーヴ・アオキとともにソロとしての初シングル「Just Hold On」を披露した。
歌い終わったルイは目に涙を浮かべて、ジョアンナさんに捧げるように天を仰いで投げキスを。悲しみをこらえてパフォーマンスしたルイを、観客はスタンディングオベーションで讃えた。
「X Factor」はルイや「1D」のメンバーたちがアマチュア時代に出場し、「1D」結成のきっかけとなった番組で、審査員のサイモン・コーウェルは「1D」の育ての親でもあるプロデューサー。サイモンはルイに「君を知って6年になるけれど、君がいま行ったパフォーマンス、その勇気。
僕はアーティストとして、1人の人間として、君を尊敬する。君のママは君のことをとても誇りに思っていたよ、ルイ。そして彼女は今夜をとても楽しみにしていた。