2017年1月24日 12:45
ビートたけし、 「破獄」ドラマ化で主演に!「少し緊張している」
テレビ東京では今年、ドラマ特別企画として吉村昭の不朽の名作「破獄」をドラマ化することが決定。主演にはテレビ東京ドラマ初出演となるビートたけしを迎えることも分かった。
昭和17年。東京・小菅刑務所の看守部長・浦田進(ビートたけし)の耳に、秋田で無期懲役囚が脱獄したとの情報が入る。脱獄した無期懲役囚は、かつて小菅刑務所にいて、情に厚い浦田だけには従順だったが、青森刑務所でも脱獄した経歴を持つ危険人物、佐久間清太郎だった。ところが3か月後、佐久間は浦田の家に突然訪ねて来る。浦田に、人間扱いしない秋田の看守を訴えて欲しいと言う。しかし、隙をついて浦田は通報。
囚われた佐久間は網走刑務所へ収監される。さらに、浦田も網走の看守長として転任することになる。こうして、浦田と佐久間の長い闘いが始まる…。
「破獄」は、読売文学賞を受賞した吉村氏の同名小説。「夏目漱石の妻」の池端俊策が脚本を、『神様のカルテ』シリーズや「偽装の夫婦」の深川栄洋が監督を務め、今回30年ぶりにドラマ化される。
本作は、脱獄阻止のエキスパートであり、監獄の守り神として絶対的自信を持つ看守部長・浦田進と、緻密な計画と大胆な行動力、そして無尽蔵の体力を武器に、犯罪史上未曾有の脱獄を繰り返した無期懲役囚との奇妙な共生関係を通して、「命とは何か」