2017年2月23日 12:51
Facebookから始まった台湾全力女子×日本緩慢男子の恋、初夏公開へ
内容は相変わらずだったが、2人は幸せだった。お互いの気持ちは、いつしか海を越え――。
実話をもとに、ドラマ「拝啓、民泊様」の谷内田彰久監督が初長編映画のメガホンをとった本作。Facebookで出会ったリンちゃんとモギさんの日常を紹介するFacebookページ「雖然媽媽説我不可以嫁去日本。」は32万人のファンを獲得し、日本を愛する台湾人女子は台湾好きな日本人からも高い支持を受けている。また、原作となるFacebookの内容を読みやすくまとめ、大反響を呼んだウェディングフォトも収録した書籍「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」(新潮社)も発売中だ。
「リンちゃん」を演じるジエン・マンシューは、TVドラマ「あの日を乗り越えて」などで知られ、日本ではアイドル的なイメージが強いが、若手発掘を目的とされる映画祭で助演女優賞を獲得するなど演技派として注目度上昇中。今回、本作では大胆で活発、くるくる変わる表情が魅力的な「リンちゃん」を作り上げている。また、「リンちゃん」の夫となる「モギさん」役には、谷内田監督とは「拝啓、民泊様」でもタッグを組み、『新宿スワン』などにも出演してきた中野裕太。
少し控え目だけど、実は「リンちゃん」