2017年8月28日 17:30
【インタビュー】パティ・ジェンキンス監督、ワンダーウーマンに「ずっと憧れていた」
主演女優も美しくパワフルだが、作品を手掛けた監督も美しくパワフル。そんな幸せな組み合わせにより、『ワンダーウーマン』は生み出された。しかも、映画を誰もが観た、築き上げられた作品世界、その中で活躍する主人公を愛さずにはいられない。それが『ワンダーウーマン』であり、魅惑のヒーロー、ワンダーウーマンことダイアナだ。「私自身、すっかりダイアナに惚れ込んでいるの」と、パティ・ジェンキンス監督は微笑む。
「彼女は愛と思いやりに溢れていて、戦いをなくすために戦っている。間違いなく善人ね。その一方、善悪では片づけられない世の中の複雑さも十分理解している。
それでも正しいことをしようと一生懸命なの。私はもともとワンダーウーマンが大好きで、ずっと憧れていた。そして、ガル(・ガドット)に出会ったとき、彼女となら思い描くワンダーウーマンが作れると思ったの。ガルは女優としてだけでなく、人として本当に素晴らしい。だから、彼女自身の善良さがにじみ出るようにしたかったし、私は彼女の素晴らしさをキャラクターに注ぎ込むだけでよかった」。
女性戦士たちの暮らす島に生まれ、島の外を知らずに育ったダイアナはやがて力を覚醒させ、外の世界に目を向け始める。