【インタビュー】実はSW『最後のジェダイ』最重要人物? カイロ・レンの“心の中のバトル”とは…
自分が同じ映画に出演しているなんてね…。まあ、彼にはそんなこと関係ないと思うけど(笑)。マークという人物を表すなら、クールという表現がぴったりだ。とても気さくで、いつでも相談相手になってくれたし、どんなことでも話してくれた。映画をより良いものにするため、共演者やスタッフと深いつながりを持つよう意識しているんだ。決して満足しない、若々しい大志は、僕にとって大きなインスピレーションになったよ」。
■名匠と次々タッグ…「限界を突き詰める監督と仕事がしたい」
幅広い演技力で、高い評価を集めるアダムは近年、マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説を映画化した『沈黙-サイレンス-』、ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』、スティーブン・ソダーバーグが映画界に復帰した『ローガン・ラッキー』など名だたる監督とのタッグが相次いでいる。次々舞い込むオファーに対し、どんな基準で応えているのだろうか?
「いまの状況については、俳優としてとても幸運だと思っているよ。
基準、っていうのはおこがましいけど、より良い作品づくりを目指して、限界を突き詰める監督と仕事がしたいと思っている。今回、脚本と監督を務めたライアン・ジョンソンも、まさにそんな人物なんだ。