2018年5月7日 17:00
ユマ・サーマン、タランティーノ監督を許し「今後も仕事を一緒に…」
今年2月、『キル・ビル Vol.2』(2004)の撮影時に大けがを負ったのは、「強制的に危険なスタントをやらされたから」とクエンティン・タランティーノ監督を批判したユマ・サーマン。その後、タランティーノ監督はこの事故を「人生で最も後悔していること」であり、「監督としてとんでもないミスを犯した」として謝罪。事故の隠ぺいをはかった製作陣から証拠動画も取り戻してユマに渡した。ユマは動画をSNSで公開し、事故から10年以上経ってようやく世間に“真実”を伝えることができたのだ。
それから3か月経ったいま、ユマは「Entertainment Weekly」にタランティーノ監督に対する気持ちを明かした。「慢性的に首が痛むかって?ええ。ひどい扱いを受けたことに怒っているかって?そりゃあね。だからといって、25年間も付き合ってきた人を嫌いになるわけじゃないわ。
私にだって“許す能力”はあるの。あの事故は最悪だった。でも…私は、けがを負ったのは何よりも周囲の環境のせいだったと説明したかったのよ」。ユマは事故が起きたのは、タランティーノ監督1人の責任だけではなく、難ありな撮影現場の環境だと指摘した。
ユマは、今後タランティーノ監督と再び仕事をすることがあるかと聞かれると、「彼が素晴らしい役を書いてくれればね!」