くらし情報『西村義明プロデューサー「高畑勲さんに1本頼むつもりだった」と短編劇場への思いを明かす』

2018年8月20日 10:30

西村義明プロデューサー「高畑勲さんに1本頼むつもりだった」と短編劇場への思いを明かす

Photo by cinemacafe.net

ポノック短編劇場『ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-』完成披露プレミア試写会が8月19日(日)、品川ステラボールにて行なわれ、声優を務めた木村文乃、鈴木梨央(『カニーニとカニーノ』)、尾野真千子、篠原湊大、坂口健太郎(『サムライエッグ』)、田中泯(『透明人間』)、米林宏昌監督、百瀬義行監督、山下明彦監督、エンディングテーマを担当した木村カエラ、西村義明プロデューサーが出席した。

■出来上がったのは6日前!

本作は、長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』のスタジオポノックが贈る短編「ポノック短編劇場」第一弾。「ちいさな英雄」をテーマに、大冒険ファンタジーの『カニーニとカニーノ』、母と少年の愛と感動の人間ドラマ『サムライエッグ』、見えない男の孤独な闘いをスペクタクルアクションで描いた『透明人間』の三つの物語が描かれる。

西村プロデューサーは「完成したのは6日前でした。ギリギリまでいいものを作ろうと思って」と粘りに粘って作品を完成させたことを明かすと、三篇で構成されている本作について「実は四本あったんです」と語る。

その四本目とは、今年2018年4月に死去した巨匠・高畑勲監督にお願いしようと思っていたと西村プロデューサーは打ち明ける。

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