2019年3月1日 00:00
【インタビュー】マーベル初の女性監督が望む、“女性であること”がニュースにならない未来
彼女がいなければ、アベンジャーズの誕生もなかった!?ヒーローたちの存在や活躍が当たり前になる以前の世界を舞台に、強大なパワーを持つ女性の“禁断の記憶を巡る戦い”を描く『キャプテン・マーベル』。『アベンジャーズ/エンドゲーム』も控えたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後を占う重要キャラクターとして、マーベル史上最強(!?)の女性ヒーローとして注目を集める“キャプテン・マーベル”の誕生譚がいよいよ明らかに。公開まで待てない!とはやる気持ちを抑えながら、作品を手掛けたアンナ・ボーデン&ライアン・フレックの両監督に話を聞いた。
ボーデン監督、“完璧じゃない”「彼女が大好き」
「私たちは彼女のことが大好き」と語るのは、マーベル映画史上初の女性監督に抜擢されたアンナ・ボーデン。ボーデン監督の言う「彼女」とは、ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルのことだ。ただし、『キャプテン・マーベル』に登場する彼女はまだヒーローとして覚醒する前。記憶を失った彼女は“ヴァース”の名で呼ばれ、遥か宇宙にあるクリー帝国の戦士として戦っている。
「宇宙の戦士であるヴァースは、まっすぐで、ひたむき。