小栗旬&綾野剛&竹内涼真、人気俳優の海外進出続く!
が中国映画『破陣子(はじんし)』で主演を務め、海外デビューを果たすことが発表された。合作映画ではなく、完全中国製作映画で日本人俳優が主演を務めるのは綾野さんが初めて。
中国映画界は、いまやハリウッドに次ぐ世界2位の巨大な市場だ。例えば4月24日から公開されていた『アベンジャズ/エンドゲーム』は初日だけで同国史上最高の約1億720万ドルを達成したと米メディアが報じており、日本円にして約120億円にも上るとされる。
そんな中、綾野さんが主演する『破陣子』は中国で660万人を動員した人気舞台が題材。平安時代、壇ノ浦の戦いで海に飛び込んだ日本の貴族が南宋のある村にたどり着き、「平安(ピン・アン)」という名を与えられ、現地の女性と悲恋を繰り広げるという。『レッドクリフ』に出演していた人気女優ソン・ジアが相手役を務める。
綾野さんといえば、『新宿スワン』『亜人』『怒り』『パンク侍、斬られて候』などで幅広い役柄を演じてきたが、念願の海外初進出となる。
『そこのみにて光輝く』(呉美保監督)が「モントリオール世界映画祭」監督賞を受賞しており、北米有数のアジア映画祭「ニューヨーク・アジア映画祭」では『日本で一番悪い奴ら』により“これからの世界的な活躍を期待する俳優”に贈られるライジング・スター賞を受賞、『怒り』でアジアン・フィルム・アワード助演男優賞にノミネートされるなど、その実力は海外でも認められている。