2009年6月18日 15:50
『トランスフォーマー』新加入の2人が明かす舞台裏の応酬とは?
監督が求めていたのは、まさに“もろさ”だったんです」。
一方のイザベル演じるアリスは、愛しのミカエラ(ミーガン・フォックス)と遠距離恋愛中のサムに執拗にアタックする謎めいた美女。「ネタバレしないようにと、きつくお達しを受けているの」と苦笑しつつ「サムにとって彼女は良い存在なのか、悪い存在なのか?どんな意図を持って彼に近づいていくのか?とにかく神秘的に演じてくれ、と監督には言われました。『猫のように』ってね」。
物語の前半部分、シャイアを挟んで繰り広げられるコミカルなシーンは非常に印象的だが、どのように作られていったのだろうか?ラモンが監督、シャイアとのやり取りを明かしてくれた。
「マイケル・ベイは、あんな大監督なのに、他人のアイディアや意見に対してすごくオープンなんです。キャンパスライフのシーンは、彼のオフィスで読み合わせすることから始めて、シャイアと僕でアドリブでセリフを作っていったんです。脚本家がその場でそのセリフを書きつけて、実際に採用されたりね。
大切にしたのは、あくまでも大学でのやり取りでは、レオが主導権を握っているという空気を出すこと。それがないと、後半で主導権を奪われてあたふたするところとのコントラストが見せられないからね」。