くらし情報『【インタビュー】脚本家・徳尾浩司、絶妙なバランスで成り立つ『おっさんずラブ』の軌跡「想いが溢れて爆発しちゃった」』

2019年8月26日 07:45

【インタビュー】脚本家・徳尾浩司、絶妙なバランスで成り立つ『おっさんずラブ』の軌跡「想いが溢れて爆発しちゃった」

いまの若い人たちも同じような問題を抱えていると思ったんです。個の人生もすごく大事だし、家族になることも大事だから、どちらもうまくいかせるために、悩みながら乗り越えていく話にしよう、となりました。

テーマで言えば、「家族になること、夢を持つこと」という2軸ですね。夢と言っても、「サッカー選手になる」とかではなく、大人の夢のことです。会社には属しているけど、会社員として40~50代をどうしていくか、どんな自分になっていくか、という自己実現の話。夢と家族が両立して、その葛藤が描けたら、と思いました。

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みんながプロ意識を持ち寄り作り上げるのが『おっさんずラブ』

――テーマはぶれていないのに説教くさくなく、コメディ要素で包んでいて見やすいところが、徳尾さんの脚本やキャストの力を感じるところです。

『おっさんずラブ』チームのいいところですよね!僕は脚本をやっていますけど、自分ひとりで全部を考えているわけではなく、プロデューサー陣と監督、みんなのアイデアが集まった結果なんです。
現場では役者さんが脚本を読んだときに「俺ならこうやる」

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