2009年8月14日 23:02
もりもり食べて夏バテ知らずvol.2 涼し〜い映像×美食が効く! 『南極料理人』
持ち込んだ食料を管理して、朝・昼・晩と8人分の食事を作る。大変なお仕事です。しかも、南極の中でも、生物はおろかウイルスさえ生存できないというとんでもなく寒く、とんでもなく不便そうな場所。そんなところでも食卓に乗る料理は実に豪華。田舎料理あり、フレンチのフルコースあり、伊勢エビのフライあり、ラーメンありと満腹で観たとしてもお腹がすいてくるほど美味しそう。きっと夏バテで食欲減退気味の人でも、涼しい風景と美食のコントラストに、思わずお腹がなるはずです。
それにしても、ここまで豪華な美食の日々を隊員たちが送っていたことを知らなかった私は「なぜここまでなのか?」と考えたのですが、やはりどんなに厳しく短調な生活の中でも、美味しい料理さえあれば人間はやっていけるということなのだと思い至りました。美味しくいただくという最低限の幸せを感じることは、人間にとって何より必須なのでしょう。
“何より”に集約された、数々の不便と過酷さは、映画を観て驚いてください。でも、当人たちにとっては不便で辛い現実の数々が、映画では笑いとともに描かれているので、魅力的。いや、本当に笑いますって。
それにしても、料理を作っている男性の色気というのは、いったいどうしたものでしょうか。