“加害者の父”と“被害者の父”の運命描く…イ・スジン監督最新作『悪の偶像』公開
第69回ベルリン国際映画祭で大喝采を浴びたほか、ファンタジア国際映画祭で作品賞、主演男優賞を受賞した。
監督は『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』のイ・スジン。同作品で第43回ロッテルダム国際映画祭タイガー・アワードを受賞し、巨匠マーティン・スコセッシ監督から絶賛された気鋭監督が、満を持してオリジナル脚本に基づく長編第2作を完成させた。
ダブル主演を務めるのは、『シュリ』『ドクター・ポン』のハン・ソッキュと、『オアシス』『力道山』のソル・ギョング。韓国映画界を代表する俳優2人が演じる父親像に注目が集まる。
今回解禁されたポスタービジュアルでは、悲しみの表情を浮かべながら相手をにらむソル・ギョングと、その視線を避けようとするハン・ソッキュの複雑な表情が全面に描き出される。「ある“ひき逃げ事件”が運命を狂わす―」というキャッチコピーと、ポスター全体が不穏な雰囲気を醸し出し、2人に襲いかかった事件に立ち向かう相反した態度が導く衝撃の展開に期待が高まるビジュアルに仕上がっている。
『悪の偶像』は4月17日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
チョ・ユリ&チェ・スンヒョンら新メンバーの姿も「イカゲーム」S2最新予告