2020年1月28日 13:30
【インタビュー】河北麻友子「人生観が変わった」映画とは?
と意欲を燃やしている。
――ホアキン・フェニックスはこれまで、ほとんどプロモーションで来日したことがない大物ですよね。調べてみると、どうやら2002年の来日が最後みたいで…。今回、日本のファンにメッセージをもらえる大チャンスだと思います。
「そうなんですよ!大チャンスではあるんですけど…、そもそもインタビューに応えるのが、お好きじゃないイメージも強くて。取材に応じる映像も、ほとんど見たことないですもんね。この先、お会いできる機会もそうそうないでしょうし、どうにか足を止めていただき、日本のファンに何かひと言、言葉をいただければと思っています。『ジョーカー』でのお芝居は、本当にすごすぎて、怖さを感じるほどでした!」
――ホアキンの演技以外に、『ジョーカー』に対してどんな感想をお持ちですか?
「私にとっては人生観が変わったと言えるほど、刺激と衝撃を受けた映画で、映画館に2回足を運びました。
いままで、『いい人はいい、悪い人は悪い』っていう善悪がハッキリした考え方が自分の中でも強かったんですが、そうじゃないんだと…。正義って、ひとつじゃ割り切れないんだと(ホアキン演じる)ジョーカーに突き付けられた気がするんです。