2021年2月9日 08:00
芳根京子、永遠の命を得た主人公に…17歳から100歳以上まで演じる『Arc アーク』公開&初映像も
芳根京子が主演、『蜜蜂と遠雷』『愚行録』の石川慶監督の最新作となる『Arc アーク』が公開決定。特報映像とティザービジュアル、場面写真が解禁となった。
本作の舞台は、そう遠くない未来。放浪生活を送っていたリナは、師となるエマと出会い、彼女の下で“ボディワークス”という仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。エマの弟・天音はこの技術を発展させ、ついに“不老不死”を完成させる。リナは不老不死の技術を受けた世界初の女性となり、30歳の姿のまま永遠の人生を生きていくことになるが…。
原作は、ケン・リュウの傑作短編小説「円弧(アーク)」(ハヤカワ文庫刊)。
ケン・リュウは2011年に発表した短編「紙の動物園」で、その年の最も優れたSF・ファンタジー作品に与えられるネビュラ賞、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞の3冠を制覇するという史上初の快挙を成し遂げた21世紀を代表するSF作家。
人類で初めて永遠の命を得た女性リナに扮するのは、『累 -かさね-』と『散り椿』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、新作『ファーストラヴ』も話題の芳根京子。