2009年11月30日 20:16
映画で感じてファッションの秋Vol.2 ルブタンを履く女『あなたは私の婿になる』
(Photo:cinemacafe.net)
先日、クリスチャン・ルブタンの発表会に行ってきました。ルブタン自身も姿を現した会場には、芸術的とも言える靴の数々が、テーブルの上でまるでご馳走のように並び、それはそれは美しく煌いていました。ルブタン氏自身が、「わたしの人生は思いがけない偶然の一致の連続です」と語っているように、パリの労働者階級の地として知られる12区で生まれ育った彼が、幼少期にMuseum of African Artで出会ったシャープなヒールの画に出会ったことを発端に、いまでは最も注目されるシューズ・デザイナーの一人となりました。
そんな彼の作品は、そのドラマティックな人生を反映させているかのようにとても劇的。自らのブランド設立は1992年と意外にも最近ですが、独自のセクシーでフェミニン、かつ軽快なデザインと、シグネチャーとも言える“レッドソール”に惹き付けられる女性は多数。映画界にもルブタンをこよなく愛する女優たちは大勢います。ニコール・キッドマン、ケイト・ウィンスレット、キルスティン・ダンスト、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット、マドンナ、キャメロン・ディアス、アンジェリーナ・ジョリー。