来春上演予定の「劇団た組」主宰・加藤拓也最新作「もはやしずか」の出演者が発表された。
康二と麻衣は、不妊治療を経て子どもを授かるが、出生前診断によって障がいを持っている可能性を示される。康二は、過去のとある経験から出産に反対するが、そのことを知らない麻衣は反対を押し切り、出産を決意。そして麻衣は康二へ離婚を申し込む。それから1年後、麻衣は康二の親を連れて、子どもを一目見て欲しいと康二を訪ねに来る。康二は会いたくないと拒否をするが…。
本作は、現代の夫婦における問題をベースに、家族、そして自分自身の存在意義を問いかける。
演劇から映像までボーダーレスに活動する加藤さんと、俳優・橋本淳がタッグを組む本作。
今回の企画は、2018年、橋本さんが客演した「劇団た組」の公演後、加藤さんより「ふたたび演劇公演での再会を」とラブコールを受け、始動。劇団で発表する作品とはまた異なった形で、新たな作品に挑戦する。
橋本さんをはじめ、加藤さんと橋本さんの熱烈なオファーを受け、黒木華が出演。また昨年、加藤作品 劇団た組「誰にも知られず死ぬ朝」で7年ぶりに舞台出演を果たした安達祐実。加藤さんが脚本・演出を担当したドラマ「きれいのくに」