2022年1月15日 17:00
二宮健監督、永瀬廉主演『真夜中乙女戦争』に“異色”の新鋭スタッフ初参加「忘れられない作品に」
と自信をみせる。
永瀬さん演じる“私”の部屋では、カメラを中心に部屋の中を360度回しながら撮影する“回転カット”で、退屈な毎日のループ感を表現。冒頭の東京タワーから夜の街並み、教室の“私”へと繋がる一連のシークエンスや、360度のステディカムを用いたワンシーン・ワンカット風のボウリングのシーンなど、随所に回転・反転カットが多用されており、本作ならではの美しく独創的な映像表現となっている。
さらに、本作にファッション・ディレクターとして参加したのは「UNDER ARMOUR」「niko and…」などのビジュアルディレクションも務めるRenji。オーストラリアで長く活動し、オスカー俳優のラッセル・クロウやモデルの冨永愛など名だたるセレブリティたちのスタイリングを手掛けている。
初めて映画作品に携わることとなった本作では『真夜中乙女戦争』世界観をベースに、永瀬さん演じる“私”、池田エライザ演じる“先輩”、柄本佑演じる“黒服”の個性、そして物語を通しての“私”の変化を衣装で見事表現。「“私”と“黒服”が行う“再構築”とかけて、衣裳のストーリーを作っていきました」と語っている。そのほかにも、20~30代を中心とした若手のスタッフが集結し、二宮監督のテイストを守りながら細部までこだわり尽した『真夜中乙女戦争』の世界観が誕生した。