2023年6月24日 11:00
【ドラマニア】少々“ワケあり”な主人公が大奮闘!春ドラマ「勝手にベスト3」
《text:YUKI》
恋愛ものに事件もの、痛快バディからヒューマンサバイバルまで、様々なジャンルのドラマが顔を揃えた春クール。日替わりで違った気分を味わえる楽しい3か月も、もうまもなく終了の時を迎えます。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ総括「勝手にベスト3」を、ランキング形式で一緒に振り返っていきましょう。
第1位:“ワケあり”コンビの掛け合いが癖になる!
「合理的にあり得ない」
元弁護士の肩書きを持つも、ある傷害事件をきっかけに資格をはく奪された“ワケあり”女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140でちょっぴり変わり者の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、警察には頼めない様々な依頼を大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明」。
つい不条理がまかり通ってしまう現代の「あり得ない」敵たちを、上水流エージェンシーならではの「あり得ない」手段で爽快に切り倒していく様が、観る者をスカッと良い気持ちにさせてくれる一作でした。
中でも、天才的な頭脳を持っているにも関わらず、色恋沙汰の嗅覚がめっぽう弱い貴山に対して、涼子がここぞとばかりに「恋愛のIQはゼロなんだね」